パラサイト・イヴ(瀬名秀明) [小説]

1995年に単行本が刊行され、1997年に映画化されました。
第2回日本ホラー小説大賞も受賞している作品です。

文庫本にして、500P弱という超大作にて、
臓器移植、細胞の世界、ミトコンドリアをテーマにした小説です。

私にとって未知のテーマでしたが、挫折することなく
最後まで読めました。


主人公の大学教授の助手だけでなく、その妻
移植を受けたもの、その父など、

視点の切り替えが、描写としてうまくいっているので
飽きることなく読めたところだと思います。

ただ、キャストの「心情」や「話のやりとり」に関しては
物足りない感じはあった。


私がチーム・バチスタを読んだ後なので
比較している部分はあると思います。

バチスタの海党さんの人物描写のセンスは素晴らしいので。


小説としての面白さは普通ですが
臓器移植の問題など、学ぶところがあってよかったと思います。


映画やゲーム化されているので
そちらも興味深い。いまさらですが・・・

パラサイト・イヴ(瀬名秀明) 書評:★★★☆☆





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たった1分で人生が変わる片づけの習慣(小松易) [ノウハウ本]

 
まさに、部屋の片づけがしたくなる本です。


20万部突破というキャッチフレーズに惹かれて、
多少「お片づけ」の心得のある私は、本を手に取りました。

片づけ、整理法の本はいくつか読んできましたが
これほど分かりやすく、行動に移せる本に出会ったことはありません。

片づけが苦手で悩んでいる人に
じっくり読んで、実行してほしい本です。


「片づけ上手は生き方上手」

まさに、その通りだと思います。
片づけは、物を減らして分けること。

生きる上で、いろんなモノや情報、人に出会います。
そこで何を選び、何を捨てるか?が大事だと思います。


「整理整頓の考え方は、仕事にも応用できる」

部屋の整理整頓ができたら、仕事場にも目が向きます。
デスクで書類が山積み、物が出しっぱなし
それらをすっきりさせれば、仕事もしやすくなります。


「片づけは、少しづつやればいい」

一気にすべて片づけようとするから、めんどくさくなる。
頑張って、エネルギーをつかって大掃除しても、
しばらく放っておくと、反動ですぐに「物だらけ」なります。

そんな経験ありますよね?
ちょっとづつ、積み重ねるように片づけるのが、いいようです。
人にも、部屋にも。


ぜひ、片づけの良い習慣をつけて、
あなたの人生の整理整頓ができる人に、なってください。

たった1分で人生が変わる片づけの習慣(小松易):★★★★★




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原稿用紙10枚を書く力(斎藤孝) [勉強法]

「読書力と書く力は、密接につながっている」


2年くらい前から、私の家の本棚の肥やしになっていた本が、この「書く力」です。

斎藤孝さんの本を、いくつか読ませていただいていて
表現は悪いですが、ついでに「書く力」を購入しました。

その時は、ちんぷんかんぷんでしたが、
2年ぶりの読書では、細部まで理解しながら読むことができました。

まさに、原稿の書き方を身につけたいという目的で読んだからです。
このように、目的を意識すると、読書効率がアップしますね。


・書く力をつける読書

書くためには「読む」ことが必要だ、ということです。
何もないところから、オリジナルをひねり出そうとしても
価値あるものはできません。「書くための読書」という考え方もできます。


・3つのキーコンセプトをつくる

ある大きなテーマに、3つのキーコンセプトをつくります。
本の目次でいう、「章立て」ですね。
これが2つだと、単純な本(あるいは論文)になってしまうし
章分けが多すぎると、どこかまとまりのない本になってしまう。

3つというのが、大事なようです。上手くバランスがとれて
面白い本の構造が組み立てやすい。
たとえば読書感想文は、3つの要点をしぼり込むと主張が分かりやすいです。


・キーワードを大事にする

読むにしろ、書くにしろ、キーワードに注目することが必要です。
キーワードを意識すれば、目的を持った読書ができるし、
本を書く時は、伝えたいことが読者に伝わりやすい。


「書く力」をつけるには、読む力や考える力も必要だと
体系的に教えてくれるのが、この本です。
200P弱の文庫本がおすすめです。

原稿用紙10枚を書く力 斎藤孝:★★★★★




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本当に考える力がつく多読術(著・園善博) [勉強法]

「1日1冊、頭に最高の自己投資をする方法!」


読書は、人生を豊かにするために大事な習慣です。
あなたは、本を読む習慣がありますか?

・学生時代以来、あまり本を読まなくなった
・文字を見るのもいやだ
・忙しくて、本を読む暇がない

という人は、園善博さんの「多読術」を
一回読んでみてください。


あなたは、

・なぜ、読書をしたほうがいいのか?理解します。
・「自分の生き方を決める力」が身につきます。
・読書を通して、「なぜ?」と「考える力」を鍛えます。
・「1日1冊」読むコツが分かります。
・本当に楽しい、読書のし方を習得します。

読書好きな人にも、本嫌いの人にも
読んでいただきたい1冊です。

本当に考える力がつく多読術(著・園善博):★★★★★





チーム・バチスタの栄光(上・下) [小説]

大学病院を舞台にした、医療系ミステリー。

「窓際講師」田口と、「ロジカルモンスター」白鳥のやりとりが面白い!
と思われた人がとても多いのではないでしょうか?

対照的な二人、考え方はまるで違うのに
これほど「かみ合う」コンビは、そうはいないと思います。


「なぜ、手術時死亡が止まらないか?」

ミステリアスな事件に、個性的な病院スタッフの面々。
すべての事象に、人々の思いと理由が隠されています。


「医療ミステリー」を読んだことがあまりない人にもおすすめです。
専門的な用語を使いながらも、読者にしっかり読ませる安定感があります。

スピーディーな展開で、あっという間に読ませる感じ。
とにかく、面白い。


映画とドラマは見ていないのですが、はじめに小説読んでよかったです。
海堂尊さんの作品を、全部読みたくなりました。

評価:★★★★★(星5つ)


 


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flumpool「星に願いを」 [お気に入り]

flumpoolは、一般女子ウケする曲が多いみたい。
女子高生の中の人気が、絶大のようです。

朝のニュースでも、紹介があったので、
気になって1stアルバムをレンタル。

ヴォーカルの声がきれい、メロディーがやさしくてかっこいい。
メジャーうけするグループですね、flumpoolは。

聞くほどに、味が出ていい感じ。
ロックというよりは、ポップという印象です。


●「今年の桜」は名・卒業ソングです。
いつ聴いても、やさしい気持ちになれます。


●「星に願いを」は、疾走感のある恋愛ソング。
カッコいい歌ですね。

では、「星に願いを」の歌詞をリンクします。

flumpool『星に願いを』

カラオケの練習にどうぞ~♪



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